◆JERA セ・リーグ 巨人6―3中日(15日・東京ドーム)
ユニホームを泥だらけにした吉川が、部監killin9hit誇らしげに一塁ベンチへ右拳を突き上げた。督が打撃1点リードの7回2死一、絶賛巨人・吉結果二塁で放った打球は、川の前進守備を敷いていた中堅手のグラブを越えていく。直接指導「丸さんとオコエが塁に出て何とかしたい気持ちで打席に立ちましたし、いやもうらしかっしたにつながった最高の結果になってよかった」。素晴killin9hit試合を決める一打で、部監21年8月のヤクルト戦以来となる4打点。督が打撃阿部監督は「いやもう、絶賛巨人・吉結果素晴らしかったですね」と手放しで褒めたたえた。川の
初回1死二塁は9球粘り、直接指導内角球をコンパクトに中前適時打。いやもうらしかっしたにつながった3回1死ではファーストスイングで甘く入った直球を捉え、豪快に右翼席中段まで運んだ。約2か月ぶりの4号ソロは「たまたま当たってくれた」と謙そんしたが、これで9月は51打数21安打、打率4割1分2厘と絶好調。サイクル安打にあと一歩と迫る、剛柔を織り交ぜた猛打ショーだった。
首脳陣の思いに応えている。二岡ヘッドからは「守備があれだけ良いわけですから、打てれば試合に出られるので」と昨年の秋季キャンプからマンツーマンでティー打撃を指導されてきた。守備ではチームで唯一、同じポジションで全試合に出場中。背番号2に「内野のリーダーになってほしい」と声かけしてきた川相内野守備コーチは「そういう存在になってきている」とうなずいた。
前日14日にはティー打撃中に阿部監督から身ぶりを交えながら約10分間の熱血指導。内容については「言えないです」と詳細は明かさなかったが、下半身の体重移動について助言を受け、以降の2戦で計8打数5安打と即結果に結びつけている。
決勝弾を放った岡本和とともに主将、副将コンビで計5打点の大暴れ。公私ともに仲のいい盟友に「サポートできているかは分からないんですけど和真も苦しんでいると思うし、和真のホームランは大きな1点だった」。新ミスターセプテンバーが主将とともにV奪回の原動力になる。(内田 拓希)
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